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世界中で愛され続けている『鬼滅の刃』。
その物語のクライマックスとなる「無限城編」において、ひときわ異様な存在感を放つ鬼、鳴女(なきめ)をご存知でしょうか?
セリフこそ少ないものの、あの不気味な琵琶の音と共に空間を支配する彼女。
実は演じているのが、数々の名作で主役級を務める実力派声優・井上麻里奈(いのうえまりな)さんであることは、ファンの間でも大きな衝撃をもって迎えられました。
今回は、普段の凛々しい役柄とは一線を画す、井上さんの「静かなる怪演」と、彼女が作り出す無限城の恐怖について深掘りしていきましょう。
井上麻里奈が演じる「鳴女」とは?静寂を纏う恐怖

『鬼滅の刃』に登場する鳴女は、鬼の始祖・鬼舞辻無惨の側近として仕える、長い黒髪で目元を隠した琵琶奏者の鬼です。
当初は十二鬼月ではありませんでしたが、その有用性と忠誠心が評価され、半天狗の後釜として「上弦の肆(し)」に昇格した実力者です。

十二鬼月:鬼の始祖・鬼舞辻無惨直属の精鋭部隊です。目に刻まれた数字で序列が決まっており、強大な力を持つ上位6名の「上弦」と、それに次ぐ下位6名の「下弦」で構成されています。鬼殺隊にとって最大の敵となる最強の鬼たちです。
実力派・井上麻里奈の起用が生むギャップ
井上麻里奈さんといえば、『進撃の巨人』のアルミン・アルレルトのような知的な少年役や、『呪術廻戦』の禪院真依のような芯の強い女性役など、感情の機微を繊細に表現する演技に定評があります。
しかし、鳴女というキャラクターはそれらとは真逆の性質を持っています。
- 極端に少ない口数
- 感情の読めない表情
- ただ淡々と琵琶を弾く動作
「動」や「情熱」のイメージがある井上さんが、あえて徹底して「静」と「無機質」を演じること。
このキャスティングの妙が、鳴女というキャラクターに底知れない深みと不気味さを与えています。
井上麻里奈の演技力が光る!感情を排除した「無機質」な声


鳴女の最大の特徴は、無惨に対する絶対的な忠誠心と、人間味を完全に削ぎ落とした冷徹さです。
井上麻里奈さんは、この難役を「徹底した引き算の演技」で表現しています。
低音域で魅せる「御意」の凄み
特にファンの間で話題となったのが、アニメ『柱稽古編』の最終話です。
産屋敷邸が爆破され、現場が混沌と恐怖に包まれる中、無惨の命令に対して彼女が発した短い応答は、視聴者の背筋を凍らせました。
周囲の柱たちが激昂し、叫び声を上げるのとは対照的に、井上さんの演じる鳴女の声には一切の動揺が含まれていません。
- 低く抑えられたトーン
- 機械的で正確な発声
それはまるで、感情を持たない精密機械のよう。
「話が通じない相手」「得体の知れない存在」という本能的な恐怖を、たった一言で植え付ける演技力は圧巻でした。
SNS上でも「あの状況で冷静すぎるのが逆に怖い」「井上さんの冷たい声が絶望感を加速させている」といった感想が多く見られ、その存在感を見せつけました。
井上麻里奈と無限城!劇場版三部作で魅せる圧倒的存在感


『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』三部作において、井上麻里奈さん演じる鳴女は、物語の根幹に関わる極めて重要なポジションを担います。
なぜなら、彼女自身がこの「無限城」そのものを管理し、支配しているからです。
空間を操る「裏の支配者」
原作をご存知の方は承知の通り、鳴女の血鬼術は攻撃魔法のような派手さはありません。しかし、部屋の配置を瞬時に変え、鬼殺隊士たちを分断し、鬼側に有利な戦況を作り出すその能力は、戦略上もっとも厄介な脅威となります。
映画館の巨大なスクリーンと音響設備で、あの「ベベン」という琵琶の音と、井上さんの冷ややかな声が響き渡るシーンを想像してみてください。
- 伊黒小芭内(蛇柱)や甘露寺蜜璃(恋柱)との対峙
- 愈史郎(ゆしろう)との視覚を巡る攻防
これらは無限城編における、影のハイライトの一つです。
まさに、鬼殺隊全員が「井上麻里奈さんの手のひら(無限城)」の上で踊らされることになります。
激しいアクションシーンの裏で常に響く彼女の冷静な声が、劇場の緊張感を最高潮に高めてくれることは間違いありません。
まとめ
今回は、『鬼滅の刃』で上弦の肆・鳴女を演じる井上麻里奈さんにスポットを当ててご紹介しました。
熱い魂のぶつかり合いが魅力の本作において、あえて感情を殺し、無機質に徹する井上さんの演技は異質の輝きを放っています。
その「冷たさ」があるからこそ、鬼殺隊の「熱さ」や、無限城という空間の絶望感がより際立つのです。
劇場版三部作という壮大なスケールの中で、彼女の琵琶の音と声は、鬼殺隊の運命を大きく左右する重要なカギとなります。
ぜひ、スクリーンの大音響で井上麻里奈さんの「静かなる怪演」に耳を澄ませてみてください。
きっと、背筋が凍るような体験ができるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。









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